【レポート】AWS を活用したコミュニケーション機能をアプリケーションに組み込もう(AWS-32) #AWSSummit
はじめに
こんにちは。大阪オフィスの林です。
今回は2022年5月25 - 26日の2日間開催されているAWS Summit Onlineのセッションレポートをしていきます。
セッションのサマリーを理解し、興味があるセッションをチェックすることにご活用ください。
また、セッションのアーカイブも公開されますので、詳細はそちらをチェックしてください。
AWS を活用したコミュニケーション機能をアプリケーションに組み込もう(AWS-32)
セッション概要
概要
近年いろんな分野でリモート化が進み、オンラインコミュニケーションの品質への期待値が高まっています。そこで Amazon Chime SDK などの AWS コミュニーケーションデベロッパーサービスを活用したスケーラブルなソリューションを解説します。さらにAI / MLを適用した次世代のユーザー体験を交えながら紹介していきます。
スピーカー
- AWS プロダクティビティー アプリケーションズ事業本部 CX事業部Chime スペシャリスト シニアソリューションアーキテクト 小林 剛士 氏
セッションレベル
- Level 200: 初級者向け
レポート
AWS コミュニケーションデベロッパーサービス
AWS コミュニケーションデベロッパーサービスは、様々なコミュニケーション機能をアプリに構築できるサービス
- AWS コミュニケーションデベロッパーサービスが提供する機能
- ⾳声/映像
- Eメール
- テレフォニープログラミング
- メッセージとチャット
- これらの機能提供するAWSサービス
- Amazon Chime SDK
- Amazon Pinpoint
- Amazon SES etc
Amazon Chime SDK
Amazon Chime SDK の仕組みはセッション内で細かく語られていますので、ぜひセッションを参照してみてください。
- Amazon Chime SDK
- WebRTC メディアサービス
- 電話網通話
- メッセージング SDK
- Amazon Chime SDK の仕組み
- Amazon Chime SDK
- 顧客側のアプリケーションに埋め込まれたJavaScriptクライアントSDKが、メディアセッションを開始、制御、終了する
- 企業側のアプリケーションに埋め込まれたJavaScriptクライアントSDKが、メディアセッションを開始、制御、終了する
- Amazon Chime メディアサービス
- メディアセッションとサー 制御、終了する ビスは、⾳声通話、ビデオ通話、画⾯共有をサポートするために作成される
- AWS Lambda
- サーバーサイドアプリケーションは AWS SDKを使⽤
- AWS SDK
- Amazon Chime API は、メディアセッションの作成と出席者の管理のためにCall
- Amazon Chime SDK
- Amazon Chime 機能紹介
- メディアサービス
- Live Transcription (リアルタイム⽂字起こし)
- メディアキャプチャ (録画・録⾳)
- 仮想背景とぼかし
- メディアサービス
- 遠隔接客+感情分析 ソリューション
- 技術ポイント
- Amazon Chime SDKによるシームレスな遠隔接客の組み込み
- Amazon Rekognitionによりお客様の表情を実時間で分析
- 応答結果を格納し、分析、業務改善に活⽤
- 技術ポイント
Amazon Pinpoint
- AWS によるユーザーエンゲージメントプラットフォーム
- ユーザ⾏動の解析と可視化
- ターゲティング通知・個別通知
- モバイルプッシュ/Email/SMS/Voice etc
- 配信数、開封率の把握などの分析
- お客様ごとのクーポン配信 ソリューション
- 技術ポイント
- Amazon Pinpointによるオムニチャネルで個別メッセージを送信
- 消費⾏動データを定期的に取得し、パーソナライズモデルをアップデート
- Amazon Personalizeによるお客様ごとのレコメンド
- 技術ポイント
Demo
医療機関を想定した遠隔診察を行うDemoが行われておりましたので、気になる方はぜひセッションを参照してみてください。
- 注⽬ポイント
- Chime SDKによるシームレスな遠隔診察の組み込み
- Live Transcriptionでの⽂字起こしからAmazon Comprehendによる健康データを抽出しカルテ作成
- Amazon PinpointとChime SDK の連携によるシームレスなオムニチャネル
まとめ
業務では中々触る機会のないサービスが多かったのですが、提供するサービスや機能は身近に感じるものが多く、それらのインフラがAWSのサービスを使って提供できるということに感動しました。
興味を持った方は是非セッション動画を参照してみてください!
以上、大阪オフィスの林がお送りしました!